HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPフリー走行1回目で19周を周回して、ベストタイムは1分39秒688で24番手。フリー走行2回目では、30周を周回してベストタイムは1分37秒342で22番手になった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「良い1日が送れてうれしい。みんな気を引き締めて仕事をしていたしね。時の経過とともにクルマが良くなっていくのは、ほんとうに気持ちのよいものだね。午前の走行は旧型のフロアでスタートして、次に新型へ交換、同じペースで走りながらチェックを行った。こうして得たデータを分析すれば、2つのフロアを比較できるわけさ」
「午後はマシンのセットアップに集中した。他チームと同様、僕らもかなりのアンダーステア(クルマが曲がりにくい現象)に悩まされた。かなり改善したけど、やり残したことはまだまだあるね。それとタイヤの両コンパウンドを試したよ。予選と決勝のシミュレーションも行った。実り多い1日になって満足している」