メルセデスAMGが、間もなくルイス・ハミルトン(マクラーレン)獲得を発表すると報じられている。
メルセデスAMGが拠点を置き、ハミルトンの母国でもあるイギリス、そしてメルセデス・ベンツの母国であるドイツなどでの報道によると、28日(金)にメルセデスAMGがハミルトン獲得を発表するという。
ハミルトンは幼少時代にマクラーレンと契約を結び、同チームが育成しF1ドライバーに育て上げた。しかし、今年で満了を迎える契約の更新をめぐっては、条件面で対立していると報じられていた。マクラーレンは以前から、ドライバーが獲得したトロフィーをチーム側で保管しており、ドライバーにはレプリカを渡していた。これに対しハミルトンはオリジナルのトロフィーを自分の元で保管するよう要求していたとされる。
また、マクラーレン、メルセデスAMG双方とも現在ハミルトンが得ている報酬よりも少ない金額を提示しているが、メルセデスAMGはハミルトンに個人スポンサーと契約する自由を与えるとも報じられていた。
なお、ハミルトンのメルセデスAMG加入により、現在同チームに所属するミハエル・シューマッハが引退、もしくはザウバーへ移籍することになるとみられている。