HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGPフリー走行3回目で、14周を周回してベストタイムは1分54秒875で24番手。予選では、1分53秒355で24番手になった。しかし、ギアボックスを5戦連続で使用する規定に違反して交換したため、5グリッド降格のペナルティーを受ける。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「全体として感触はいいよ。クルマは良くなったからね。でもいい予選に仕上げることができなかった。新しいタイヤを使っていたのに、ほかのクルマに何度も邪魔されて、空間のあるところでラップをまとめることができなかったんだ。明日はペナルティーがあるから最後尾スタートになることは分かっていたけれど、速いラップをまとめようと努力したんだ。だけど無理だった」
「クルマが結構良くなったし、それが明日に向けて大事なことだと思うことにするよ。決勝は大変なレースになるからね。誰にとっても大変だけれど、ブレーキをオーバーヒートさせず、タイヤをうまくもたせるように、賢くレースしなければならない。いつも通り、すべてを出し切れるよう全力でがんばるよ」