ドイツの大手自動車メーカーBMWは、F1への復帰について「中期的に」はないとした。
BMWは、1980年代にエンジン供給元としてF1に参戦していたが、2000年から2005年に再びウィリアムズにエンジンを供給、2006年からはザウバーを買収してBMWザウバーF1チームとしてF1に参戦していた。その後、2009年にF1を撤退している。
「今のところ計画はない」BMWザウバーを率いていたマリオ・タイセンに代わって現在BMWモータースポーツディレクターを務めているイェンス・マルクアルトが、スイスの『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』に語った。
「2009年7月に、非常に明確な決定が下された」
「この決定は生きている。モータースポーツのプログラムに関しては、われわれは非常に良い状況にあり、中期的にはまったく変える予定はない」
BMWは、今年からDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦している。