HRTの育成ドライバーであるマ・チンホワは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGPフリー走行1回目で26周を周回し、ベストタイムは1分31秒239で24番手だった。なおチンホワは、F1の公式セッションを走る初めての中国人ドライバーとなった
マ・チンホワ
「素晴らしい体験だったし、自分のパフォーマンスにも満足している。セッション開始からクルマの中で不安はまったく無かったし、チームとの作業もスムーズだった。おかげで、自分たちで設定した目標をすべてクリアできたよ。まずはハード側のタイヤでかなり長い距離を走行することから始め、僕がF112(HRTの2012年型車)に慣れてきたころ、セットアップに変更を加えていった」
「今日は、僕自身だけでなく、中国のモータースポーツ界にとっても非常に重要な一歩になったと思う。中国でモータースポーツはまだ歴史が浅いけど、大きな可能性を秘めていると感じているからね」