スペインのF1チームHRTは、ベテランのペドロ・デ・ラ・ロサが現役引退後もチームにとどめたいしたい意向だ。
HRTとは2013年も契約を交わしているデ・ラ・ロサだが、HRTの技術責任者トニ・クケレラによると、サーキット外での貢献度も非常に高いという。
「何か別の役割で、今後もペドロがチームとかかわってくれたらすごく助かるよ」と、クケレラは、以下のようにドイツのスポーツ専門テレビ局『Sport1(シュポルト1)』に語っている。
「彼の経験とスキルは、ドライバーの域をはるかに超えているんだ」
41歳のドライバーで全日本F3000(現フォーミュラニッポン)のチャンピオンでもあるデ・ラ・ロサは、1999年以来、ザウバー、ジャガー(現レッドブル)、アロウズなどで100戦近く走っているほか、長年、チーフのテスト兼リザーブドライバーとしてマクラーレンに在籍していた。