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ライコネン「勝てる速さがなかった」

ロータスのキミ・ライコネンは、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたベルギーGPを3番手からスタートして3位になった。

・F1第12戦ベルギーGP土曜　写真ギャラリー

キミ・ライコネン
「ポールのジェンソン（バトン／マクラーレン）に匹敵する、まずまずのスタートを切った。ザウバーの一台（小林可夢偉）を抜いたよ。ミラーで背後のできごとを確認したけれど、僕は巻き込まれなくてラッキーだった。ただ残念ながら、今日は勝つだけの速さがなかったね。今週末を通じてマシンは今イチだった。戦えるだけのセットアップを見いだせなかったよ」

「新しいタイヤは大丈夫だったけど、スライドを抑えるために、たくさんダウンフォースを付けなきゃならなかった。おかげでストレートが遅かったよ。ミハエル（シューマッハ／メルセデスAMG）とのバトルを見ても分かったと思う。いったんは抜いてもケメル・ストレートで抜き返されてしまうんだ。チャンスは、オー・ルージュ進入のあいたところに飛び込むしかなかった。ラッキーにも成功して、ミハエルを抑えこんだけどね。とにかく今日は勝てる速さがなかったよ。難しい戦いだった。だから3位の成績は決して悪くない」