アロンソ「明日もこの結果が繰り返されるなら大歓迎」
フェラーリのフェルナンド・アロンソは、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたベルギーGPフリー走行3回目で、18周を周回してベストタイムは1分48秒542でトップ。予選では、1分48秒313で6番手になった。
フェルナンド・アロンソ
「午後の6番手という順位は、今年の予選の平均と一致する。正確には6.08なんだけどね。だから、この結果はそれほど驚くことじゃないよ。僕たちはたいてい土曜日より日曜日のほうがいいから、決勝については結構自信を持っていいと思う。特に、（ランキングで）すぐ近くにいるライバルたちが僕より後ろでスタートするし、1人キミ（ライコネン／ロータス）は前だけれど、それほど離れていない。明日もこの結果が繰り返されるとしたら、正直大歓迎だね！」
「目標は表彰台だけれど、優勝には手が届かないと思う。確かに、いろんな可能性の残るレースだ。1つには、このコースでは比較的追い抜きがしやすいからね。タイヤの寿命についてデータがないけれど、それも不利ではない。全員が同じ状況なんだ。いずれにしろ、2種類のタイヤ両方についてよく分かっているから、この点が問題になるとは思わない」
「もっと重要な点は、昨日あまり走れなかったせいで、クルマのいろいろな部分で最適なセッティングを選べない可能性があるということ。でも、この点でもやっぱり全員同じ境遇だ。それが、同じチームのドライバー同士でパフォーマンスに違いがある理由かもしれないね」
「投入した改良で、トップスピードが改善したのはよかった。数日後にレースをするモンツァ（イタリアGP／9日決勝）に向けてもいいことだ。チャンピオン争いはすごく接戦だから、すべてを完ぺきにやらなければ、後方に落ちることになる。だからこそ、とても小さなことが大事なんだよ。だから僕たちは、特に細部についていつも徹底的に集中するよう努力しているんだ」
