F1ベルギーGPの舞台となっているスパ・フランコルシャン・サーキットが、少なくとも2015年まではこれまでどおり毎年F1レースを開催することになりそうだ。
現在の契約は来週末に開催される今季のベルギーGP後に満了となるが、すでに7月にはスパ・フランコルシャン・サーキットのあるベルギーのワロン地域とF1最高責任者であるバーニー・エクレストンとの間で「原則として」3年間となる新たなF1開催契約を締結することで合意に至ったとの報道がされていた。
「私がやりたかったことは、ワロン地域の支出予算の規模を削減することだった」と語ったワロン地域の経済担当大臣ジャン・クロード・マルクールは、「そしてわれわれはその使命を達成したと言えると考えている」と続けた。
またマルクールは、かつて検討されていたフランスと隔年で交互にF1を開催する計画については、前フランス大統領のニコラ・サルコジが選挙で敗退したことで消滅したことも明らかにした。
『Belga(ベルガ)通信』は23日(木)、レースプロモーターであるエティエンヌ・ダビニョンのコメントを引用し、今回の2015年までの契約延長は正式に調印されたと伝えている。