マニ-クールで3チームがF1若手ドライバーテストを実施
9月中旬に、かつてフランスGPの開催地であったフランスの中央部に位置するマニ-クール・サーキットにおいて、F1の若手ドライバーテストが開催されることが明らかとなった。
すでに7月の時点で、フェラーリとメルセデスAMGが、F1経験の少ない若手ドライバーによるテストをイタリアGP（9月9日決勝）後にマニ-クールで実施することを計画中だと報じられていた。今回これが正式な話となったわけだ。
ほかのチームでは、もうすでに7月にシルバーストン・サーキットでテストを実施したところもあれば、本来計画されていたようにアブダビGP（11月4日決勝）後にヤス・マリーナ・サーキットでの実施を計画しているところもある。
ドイツの『Auto Motor und Sport（アウト・モートア・ウント・シュポルト）』が伝えるところによれば、規模の小さいチームではフェラーリやメルセデスAMGとともにマニ-クールでテストを行うことは避けたという。小規模チームにとっては、次戦となるシンガポールGP（9月23日決勝）に向けて出発する数日前にそれと並行してテストプログラムを実施することは機材的にもスタッフの移動的にも無理だというのがその理由だ。
だが、今回マニ-クールが行った発表によれば、9月11日（火）から13日（木）にかけて予定されているテストには、フェラーリやメルセデスAMGとともにフォース・インディアが参加することになるという。
マニ-クール・サーキット会長のセルジュ・ソルニエは次のように述べている。
「われわれはサーキットを改善するために休むことなく作業を続けてきたが、このたび今後4年にわたってF1規格に適合したサーキットとしての認定を得ることができた」
「このサーキットで再びF1レースを開催したいと望んでおり、（今回の認定は）非常に前向きな前進だ」
