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アイルトン・セナは現代F1では通用しないとピケJr.

2012年08月23日(木)14:13 pm

ロータスのドライバーであるキミ・ライコネンとロメ・グロジャンを酷評し波紋を呼んでいる元F1ドライバーのネルソン・ピケJr.だが、今度はその矛先をF1史においても卓越した実力と絶大な人気を誇った同郷のアイルトン・セナへと向けた。

2008年と2009年にルノー(現ロータス)からF1に参戦していたピケJr.。28レースに参戦し合計19ポイントを獲得したものの、チーム首脳からの指示によって故意にクラッシュするというクラッシュゲート事件により、F1界を追放されてしまった。そして現在は、活動の場をアメリカのNASCARへと移している。

そんなピケJr.が、現在ロータスのドライバーを務めるロメ・グロジャンを次のように評価した。「(グロジャンは)運が良かったんだ」

「チームメート(キミ・ライコネン)が彼よりも少し遅く、しかもマシンの状態も良いというタイミングで(F1の世界へと帰って)来たんだからね」

こういったロータス勢に対する毒舌に続き、ピケJr.はブラジルのニュースサイト『Terra(テラ)』に対し、セナについて語った。80年代から90年代前半にかけて大変革が行われた現代F1において、素晴らしい才能を持ちながらも苦戦するであろうドライバーとしてアイルトン・セナの名を挙げたのだ。

「セナのようなタイプのドライバーは、現在のF1だとまったく通用しなかっただろうね」

「抜群の速さを誇ったけれど、技術面とメカニカル面における才能は皆無だった」

なおアイルトン・セナは1994年のサンマリノGPで事故死するまでに、3度F1チャンピオンに輝き、41勝、65回のポールポジションを獲得したドライバーだ。

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