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ウィリアムズ、2013年のドライバー決定には「時期尚早」

2012年08月14日(火)17:45 pm

ウィリアムズの株主で常勤役員でもあるトト・ヴォルフが、今年のドライバーラインアップは「絶対に」変わらないと明言した。

ヴォルフが、この方針が変わるのは「空から太陽が落ちるとき」だけだと冗談をとばしたと『Speedweek(スピードウィーク)』誌が伝えている。

現ウィリアムズのドライバーであるパストール・マルドナードは、母国ベネズエラから多額の資金をチームにもたらしており、第5戦スペインGPでポール・ポジションから優勝を果たした。

しかし同時にマルドナードはクラッシュでマシンを壊すことも多く、チームの損害も相当額に昇ると『Speedweek(スピードウィーク)』は伝えている。最近では、先週末ベネズエラの首都カラカスで行われたデモンストレーションでもクラッシュした。

チームメートのブルーノ・セナは、光るところを見せられずに2012年シーズン前半を終えた。その一方で、ヴォルフがマネジャーを務める控えドライバーのバルテリ・ボッタスの評価は上がっており、セナのシートを脅かす存在になりつつある。

しかしヴォルフは、2013年のドライバーラインアップについて述べるのは「時期尚早」だとも述べた。

「ドライバーは、フランク(ウィリアムズ/チーム代表)にとって非常に重要な問題だ。彼には多くの見識がある」とヴォルフが述べたことをドイツの『motorline.cc.』が伝えている。

戦闘力の上がった2012年のウィリアムズのマシンだが、もっと経験のあるドライバーだったら成績もさらに良かっただろうという意見は単純すぎるとヴォルフは語った。

またヴォルフは、「パストールとバルテリは将来トップドライバーになれるか? 私はそう信じている」とも述べている。

「現時点での状況は、マシンの力にぴったりマッチしたものなのかもしれない。しかし、それは判断し難い問題だ」

「今年バルセロナ(スペインGP)では、ドライバー(マルドナード)の素晴らしい走りを目にした。それともあれはマシンの力だったのか? 答えを出すのは難しい」

「では、現在フェラーリがどの程度いいのかは分かるだろうか? アロンソ(フェルナンド・アロンソ)と同等に素晴らしいのか、それともマッサ(フェリペ・マッサ)程度なのか? それは分からない」

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