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ロータス、勝利の日は近い?

2012年07月31日(火)20:13 pm

ハンガリーGP(29日決勝)でのロータスの健闘ぶりに対し、元フェラーリのエンジニアであるホアン・ビラデルプラットが大賛辞を送っている。

ビラデルプラットは、ロータスの前身であるベネトンにおいてミハエル・シューマッハ(現メルセデスAMG)が1994年と1995年の2年連続F1チャンピオンに輝いた際、チームマネジャーを務めていた人物だ。

その後ベネトンはルノーへと引き継がれ、今年からはロータスとしてF1に参戦。マシンカラーはブラックとゴールドに一新され、ドライバーもキミ・ライコネンとロメ・グロジャンの新生コンビが務めることとなった。

そして今回のハンガリーGPにおいてライコネン2位、グロジャン3位という結果を収めたロータスに関する次のようなコメントを、ビラデルプラットはスペイン紙『El Pais(パイス)』に寄せている。

「チームが常に変わることなく競争体制を維持している点に秘訣(ひけつ)がある。人事面での唯一の変更も、必要不可欠なものであった」

「他チームにはない安定性が、この結果をもたらした。堅実なことはこの上なく、欠点の見当たらない素晴らしいチームである」

「過去においても、彼らは優勝可能なマシンを作れることを証明してきた。シューマッハはもちろんそうだし、最近ではフェルナンド・アロンソ(現フェラーリ)が挙げられる」

「確かにオーナーは変わったかもしれないが、(チームの)構造自体はそのままであり続けた」

「チーム代表エリック・ブーリエと技術責任者ジェームス・アリソンは素晴らしい仕事をしている。再びの優勝を予感させてくれるのは間違いない」

なお、ロータスにとって最後の勝利は、チームがルノーF1だった2008年、日本GPでアロンソが記録したものだ。

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