ホンダが、世界ツーリングカー選手権(WTCC)へ参戦するワークスチーム「ホンダ・レーシング・チームJAS」のドライバー2名を発表。WTCCでの実績があるガブリエル・タルキーニとティアゴ・モンテイロが起用された。
ホンダは、欧州「シビック」をベースにした車両で今年の鈴鹿戦(10月21日決勝)からWTCC参戦を開始。鈴鹿からは、モンテイロが走ることになる。そして2013年からは2台体制となり、2009年のWTCC王者タルキーニがホンダに加わる。
タルキーニは、1987年から1988年にかけてF1に参戦し、入賞したこともあるドライバー。その後はツーリングカーへ活動の場を移し、2009年にはWTCCの王者に輝いている。
一方のモンテイロは、2005年から2006年にかけてF1で戦った。ジョーダンに在籍していた2005年には、ミシュランタイヤを装着するチームが、タイヤに問題があることから早々にリタイアしたため、表彰台を獲得したこともある。