ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)がルール違反や危険な行為を行ったドライバーに対して出されるペナルティーの内容を、現行のものから変更することを予定しているという。
たとえばコース上で発生した規模の小さい接触事故に対しては、より適切なペナルティーを科すことが可能になるとFIAは考えている。
ドライブスルー・ペナルティーに繋がるような接触事故に対する処罰が、その一例になりそうだ。制限速度でピットレーンを通過することで、多くの順位と時間を失うドライブスルーを、よりレースへの影響が軽微なレース終了時の総合タイムに5秒加算というペナルティーに変更するというのは、処罰を決めるレース審査員にとっていい選択肢になるかもしれない。