ポルトガルのアルガルベで8日(日)、FIA GT1世界選手権の第5戦が行われ、ニッキー・パストレッリ/トマス・イェーガー組の37号車メルセデス・ベンツSLS AMG GT3が優勝した。
予選レースでは、3番グリッドからスタートしたマルク・バッセン/マルクス・ ビンケルホック組の38号車メルセデス・ベンツSLS AMG GT3が優勝。2位は4号車のエンツォ・イデ/フランチェスコ・カステラッチ組フェラーリ458イタリア、3位は18号車のBMW Z4だった。
そして迎えた決勝レース、ピットストップを終えた段階ではフレデリック・ マコウィッキ/ステフ・デュッセルドルフ組の1号車マクラーレンMP4-12C GT3がトップに。しかし、これに続いた2台のSLS勢が次々に1号車を抜き、パストレッリ/イェーガー組が優勝。マルク・バッセン/マルクス・ ビンケルホック組の38号車メルセデス・ベンツSLS AMG GT3が2位に入り、SLSの1-2。1号車は3位だった。
この結果、ドライバーズ選手権では、バルテルス/ブールマン組が首位のまま。チーム部門のランキングでも、SLSを走らせるオールインクル・ミューニック・モータースポーツがトップの座を守った。
FIA GT1第5戦アルガルベ 予選レース
FIA GT1第5戦アルガルベ 決勝レース