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ミハエル・シューマッハ「この時をほんとうに長い間、待ち望んでいた」

2012年06月25日(月)3:53 am

メルセデスAMGのミハエル・シューマッハは、バレンシア市街地サーキットで行われたヨーロッパGPを12番手からスタートして3位でゴール。F1復帰以来初の表彰台を獲得した。

ミハエル・シューマッハ
「今日表彰台に上るなんて、レース中はこれっぽっちも考えなかったよ。ビックリだ。もう最高の結果さ! ついにやったよ! この時をほんとうに長い間、待ち望んでいた。でも、まさか表彰台で跳ねまわるなんてね。すごくうれしい。これは、僕らの仕事に疑問を差し挟むようになってきた人々に対する、僕らの回答だ」

「マシンをきっちり作りこんで、何度でも立ち上がり決してあきらめない。そうすれば、何だって成し遂げられるさ。チームの皆にお礼を言いたい。それと、僕らがまた表彰台に立てることをずっと信じてくれた人たちにもね。これがチームワークってもんさ」

「今年はこれまで厳しいレース続きだったから、今週末素晴らしい仕事をしてくれたメカニックやエンジニアの皆にすごく感謝している。ほんとうにレース終盤まで、表彰台は無理って思っていた。終盤はとにかくマシンさばきが忙しくて、自分がどの位置にいるかなんて、とっくに頭の中から消え去ってた」

「フィニッシュラインを越えた時、自分の順位を聞いたんだ。そうしたら“3位だよ、表彰台だ!”って言うじゃないか。この瞬間がまさにレースドライバーの醍醐味(だいごみ)だよね。過去にも表彰台に近いレースはあったけど、今日のようなすさまじいレースでそれが実現するなんて、ほんとうにすごい。作戦がはまったのと、抜きにくいと言われるサーキットでたくさん抜いた成果がこれだ」

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