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ヘイキ・コバライネン「ベルニュが新人らしいミスを犯した」

ケーターハムのヘイキ・コバライネンは、バレンシア市街地サーキットで開催されたヨーロッパGP決勝で16番手からスタートし、14位になった。

ヘイキ・コバライネン
「僕のスタートは今年最高のものではなかったけど、最初の数周はウェバー（マーク・ウェバー／レッドブル）とリチャルド（ダニエル・リチャルド／トロ・ロッソ）のペースについていくことができたんだ。残念なことに、序盤からKERS（運動エネルギー回生システム）に問題を抱えてしまって、それが間違いなく僕のレース全体のペースに影響を及ぼしたね」

「僕たちは2回のタイヤ交換に戦略の照準を合わせてきた。だから、1回目のピットストップまではタイヤをいたわるようにしていたんだ。ピットストップは順調だったし、僕のペースも良かった。でも、そうしたらベルニュ（ジャン・エリック・ベルニュ／トロ・ロッソ）が新人らしいミスを犯したようで、僕にぶつかって来た。そのせいで新しいフロントウイングへ変えるためにピットへ入らなくてはならなくなった」

「その時点から、とにかく最後まで走り切ろうとしていたんだけど、残り5周か6周でタイヤが摩耗しきってしまった。まあ、そんなことがあったにせよ、13位と14位はチームにとっていい結果だったんじゃないかな？」

「ここではとても素晴らしい週末を過ごすことができたから、次のレースではさらに収穫が多くなることを期待することができる。だから、楽観的な雰囲気で旅立つことができるよ」