メルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、バレンシア市街地サーキットで行われたヨーロッパGPを6番手からスタートして6位になった。
ニコ・ロズベルグ
「すごく興奮するレースだった。序盤の数周はけっこう順位を失ったりしてひどかったよ。それにセーフティカーのタイミングも最悪だった。再スタートの直後、今日はポイントを取れないなって思ったぐらいだ。タイヤはかなりの周回を走ったもので、グリップも無いし、順位を守るのが大変だった」
「最初はタイヤ交換を1回のみにする作戦でいこうとしたけど、2回に切り替えるしかなかった。でも、作戦担当のエンジニアたちが知恵を絞ってくれたおかげで、ほかのみんなが古いタイヤに苦しんでいたとき、僕らは新品で飛ばしに飛ばすことができた」
「47周の時点で12番手だったのが、6位でゴールしたんだから。作戦はバッチリ当たったよ。大波乱のレースをチーム全体で乗り切って残したこの結果に、僕らは大満足さ。しかも2台そろってトップ6圏内でゴールできたんだから。ミハエル(シューマッハ/チームメート)が表彰台に上がるなんて、すごいよね。僕もポイントを多く獲得できてうれしい」