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セバスチャン・ベッテル移籍のうわさに油を注ぐフェラーリのボス

2012年06月23日(土)11:29 am

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリが、将来フェラーリにセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が移籍するという憶測に油を注いでしまった。

最近ベッテルが2014年の仮契約を結んだという報道について否定したばかりだったが、ドメニカリは「絶対ない、なんて絶対言わない方がいいね(英語の言い回しで、“ありえない事はない”という意味)」と発言した。

このうわさは、先日ドイツ紙『Auto Bild(アウト・ビルト)』と『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』によるドメニカリとF1の最高権威バーニー・エクレストンのインタビューで再び議論される事になった。

このインタビューの中で、司会者が「2匹の雄鶏(おんどり)は同じ小屋に住めない」として、ベッテルはアロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)のキャリアが終わるまでフェラーリ移籍を待った方がいいとドメニカリに忠告した。

ドメニカリはこれに対し、「彼らは2人とも賢い男だから、簡単に共存できると思う」と返している。フェラーリはこのやり取りの一部始終をウェブサイトに掲載した。

その一方でブラジル紙『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』の記者リビオ・オリッキオは、アロンソがベッテルについて語ったコメントを紹介した。

アロンソがベッテルの2011年の速さと今シーズンの速さを比べてこう言ったそうだ。「普通のクルマなら、別の星から来たのかと思うほど速いわけじゃないね」

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