フェラーリのフェリペ・マッサは、バレンシア市街地サーキットで行われたフリー走行1回目で20周を周回して、ベストタイムは1分42秒109で14番手。フリー走行2回目では、35周を周回してベストタイムは1分40秒244で15番手になった。
フェリペ・マッサ
「バレンシアに持ち込んだ改良パーツの開発で、今日は大忙しだった。集めたデータを調べて、早速今週末から性能アップにつながりそうなパーツを選んでみるよ。午前中、僕は主に空力の比較を延々と続けた。だから、タイヤとマシンの性能をフルに生かす走りはしなかったんだ。その点、午後の2回目で走りはかなり良くなったよ。バランス面も満足いったし、マシンのハンドリングも良かった」
「ソフト側タイヤで計測1周目にミスをしたのが悔やまれるね。あれは走りだして間もなくだったかな。僕は誰よりも先にソフト側に履き替えて出ていったんだけど、そのことを考慮しても、もっともっとリザルト上位のタイムを出せたはずだ。まあ、まだ金曜日だしね。やるべき仕事は多く残っている」
「明日は何台かのマシンがかなりの速さを見せるだろうね。僕らはロングラン(1度に多くの周回を走ること)でそれほど悪くない。タイヤの性能は多少低下するけれど、総じてタイムは良かった。風の具合はどうかって? 確かにやっかいだね。サーキットの何ヶ所かでフロントタイヤがロックしてしょうがなかった」