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キミ・ライコネン、ロータス離脱を否定

2012年06月23日(土)23:02 pm

ロータス離脱の可能性がささやかれているキミ・ライコネン(ロータス)が、そのうわさをきっぱりと否定した。

ライコネンは2007年にF1チャンピオンとなり、2009年シーズン終了後にフェラーリとの契約を解除してWRC(世界ラリー選手権)へ参戦、2012年シーズンからF1に復帰した。しかし、開幕以来、チームメートのロメ・グロジャンにも後れを取る場面が見られている。ドライバーランキングではライコネンが上位につけているが、予選でライコネンがグロジャンを上回ったのは8戦中わずか2戦だ。

加えて、クルマのステアリングがライコネンに合わないことや、チームがライコネンのラリー参戦を禁止したことなど、寡黙で知られるライコネンとロータスの不和を伝える報道は少なくない。

ロータス離脱の可能性が指摘される中、ライコネンはヨーロッパGPが行われるスペインのバレンシアで報道陣に口を開いた。「一体どこからそんな話を聞いたのかな。チームに聞いてよ、ほんとのことが分かるだろうからさ」

チームの居心地はいいのか、との質問には「そうじゃないわけ、ないだろう?」と答えたライコネンだが、いまだに勝利をもたらしてくれないロータスの2012年型車E20への落胆は認めている。

「確かな結果まであと一歩まできているし、いくつかのレースはちょっとがっかりだったね。勝てないときは、がっかりするもんだよ」

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