NEXT...F1開催スケジュール

F1第7戦カナダGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年06月10日(日)0:32 am

2012年F1第7戦カナダGPが6月9日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周/4.361km)で2日目を迎え、現地時間10時(日本時間23時)から60分間にわたって行われたフリー走行3回目でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温24℃、路面温度は29℃。セッションが始まると、各車が一斉にシステムチェックを行うインストレーションラップへ向かった。そんな中、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がコース脇にストップ。ロズベルグは無線でチームに対し、クラッチが滑ると報告していた。

開始約10分、まずは小林可夢偉(ザウバー)が走行を開始。他チームも続々と走行を始める中、まずは可夢偉がトップに。その後、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分16秒297を記録して可夢偉のトップタイムを塗り替える。しかし、開始約15分で可夢偉が1分16秒104をマークして再びトップに浮上。だが、バトンが可夢偉を上回る1分15秒833を記録し、トップはバトンに代わった。一方、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)が1コーナーでバランスを崩し、そのまま2コーナーでコースオフしてタイヤバリアにクラッシュした。

開始約25分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分15秒022を記録してトップに。また、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が2番手、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が3番手につけ、フェラーリ勢が上位につけている。その後、アロンソが1分14秒737を記録してトップに立ったものの、すぐにルイス・ハミルトン(マクラーレン)がアロンソを上回る1分14秒712を記録。これでハミルトンがトップになった。

開始約25分、ロメ・グロジャン(ロータス)がソフト側のタイヤでコースイン。グロジャンは、それまでのタイムを約コンマ8秒短縮して3番手タイムを記録。ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)もソフト側のタイヤでタイムを更新したが、シューマッハのタイムは4番手だった。

開始約50分、アロンソがソフト側のタイヤでタイムを更新。それまでのタイムを約コンマ3秒短縮する1分14秒448を記録してアロンソがトップに浮上。しかし、セッション終了直前にベッテルが1分14秒442を記録してトップタイムを更新。セッションはそのまま終了し、ベッテルがトップになった。だが、15番手につけたジェンソン・バトン(マクラーレン)まで約コンマ8秒差になっており、非常にタイムが接近している。小林可夢偉(ザウバー)は、1分15秒126を記録して13番手、チームメートのセルジオ・ペレスは、1分15秒112を記録して12番手になった。

【結果】F1第7戦カナダGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第7戦カナダGPフリー走行3回目の結果

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック