今週末に開催されるカナダGPの開催地ジル・ビルヌーブ・サーキットに、ジル・ビルヌーブの没後30周年を記念するペイントが施されている。
ジル・ビルヌーブは、1970年代から1980年代初頭に活躍したカナダ出身のF1ドライバーで、1997年のF1王者ジャック・ビルヌーブの父である。1982年にジルがベルギーGP予選中の事故で亡くなると、ジルの功績をたたえ、カナダGPの開催地であるモントリオールのコース名がジル・ビルヌーブ・サーキットに変更された。
ジルの没後30周年になる今年は、当時の所属チームであるフェラーリが、ジルの乗っていたマシンでデモ走行を行い、息子のジャックが走行を担当するというイベントも実施していた。そして今年は、ジル・ビルヌーブ・サーキットのスタートラインに書かれている「Salut Gilles(やあ、ジル)」のペイントの横に、「30 ANS(30年)」というペイントが加えられた。
今年タイヤ担当のエンジニアとしてフェラーリに加入した浜島裕英氏が、ツイッターを通じてペイントの画像を投稿している。画像は浜島氏のツイッターより。