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ロバート・クビサ、F1復帰に向けて再び手術

2012年06月06日(水)21:42 pm

かつてBMWザウバー(現ザウバー)やロータス・ルノーGP(現ロータス)に所属していたロバート・クビサが5日(火)、F1復帰を目指して新たな手術を受けたことが明らかとなった。

昨年のF1シーズン開幕前に参加したラリーで事故を起こし大けがを負ったクビサについて、最近の報道ではF1への復帰はほぼ絶望的だろうと伝えられていた。

しかし、イタリアで報じられたことによれば、クビサはF1のシミュレーターでずっとテストを続けていたという。そして、それらのテストに基づいて、イタリアのベローナにある病院でルジェロ・テストーニ医師による整形外科手術を受けた模様だ。

『ANSA通信』によれば、その手術はクビサの右ひじの運動能力を回復させるため、人工補助器官の埋め込みを伴うものであったが、無事成功したという。手術を執刀したテストーニ医師は次のように述べている。

「これで彼はステアリングを完全に回すことができるようになる。以前は手のひらを下向きにすることができなかったので、左に曲がろうとするときはハンドルから手が離れてしまっていた」

「今回の手術は、一連のF1シミュレーターテストの結果を受けて実施されたものだ」

現在、クビサはイタリアのトスカーナに住んでいるが、腕のリハビリを受けるためにしばしばベローナへ通うことになると伝えられている。

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