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F1第6戦モナコGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年05月24日(木)23:00 pm

2012年F1第6戦モナコGPが5月24日(木)、モンテカルロ市街地サーキット(1周/3.340km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温23℃、路面温度は31℃。セッション中に雨が降る可能性もあることから各車ともセッション開始と同時に走行を開始。ジェンソン・バトン(マクラーレン)は開始約10分でソフト側タイヤを投入して走行している。バトンが記録したタイムは1分15秒746でトップに立った。

小林可夢偉(ザウバー)もソフト側のタイヤでコースインしたが、雨が降り始めてしまい、記録したタイムは暫定8番手。また、雨が降り始めたことから各車ともガレージへ戻り、コース上には1台もいない状態となった。

開始約35分、ティモ・グロック(マルシャ)がソフト側のタイヤでコースイン。これに続き、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)やキミ・ライコネン(ロータス)なども走行を再開した。激しい雨にはならなかったため、路面は完全なウエットにはなっていない。開始約45分、再び雨が強くなったことから、全車がガレージへ戻ってしまった。

開始約50分、可夢偉が路面の水量が少ないとき向けの雨用タイヤ、インターミディエイトを装着してコースへ。路面が滑りやすいようで、可夢偉は非常に慎重な走りで1周。それでも最終コーナー手前のラスカスでは、4輪ドリフトの状態になっていた。可夢偉はタイムを記録することなく1周でピットへ戻った。

開始約60分、トロ・ロッソ勢とマルシャ勢がコースへ。全員がインターミディエイトを装着している。雨は降り続けているが、ロータス勢やウィリアムズ勢などもコースイン、ウエット状態での確認を行っていた。ヘアピンの手前にあるミラボーでは、ウィリアムズの2台が止まりきれずに退避路へ入ったが、ガードレールにぶつかることなくガレージへ戻った。

その後も、多くのチームがインターミディエイトを装着してコースインしたが、路面コンディションの影響からタイム更新はないままセッションが進んだ。終了直前には、路面が乾いている部分もでてきたが、ドライタイヤを装着するドライバーは現れず。バトンがトップのままセッション終了となった。可夢偉は1分17秒153を記録して8番手。チームメートのセルジオ・ペレスは1分18秒251を記録して15番手になった。

【結果】F1第6戦モナコGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第6戦モナコGPフリー走行2回目の結果

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