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F1第6戦モナコGPフリー走行1回目、詳細レポート

2012年05月24日(木)19:03 pm

2012年F1第6戦モナコGPが5月24日(木)、モンテカルロ市街地サーキット(1周/3.340km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温22℃、路面温度は27℃。開始から約10分で、ジェンソン・バトン(マクラーレン)を除く全車がシステム確認のためのインストレーションチェックを終えた。バトンも開始約15分でコースへ入り、インストレーションチェックを行った。この段階では、セルジオ・ペレス(ザウバー)のみがタイムを残している。

開始約25分、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)がタイム計測を開始。まずは1分30秒858を記録してトップに。その後もベルニュは自身のタイムを更新しながら周回を重ねていった。また、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)とナレイン・カーティケヤン(HRT)も走行を始めている。ベルニュは1分19秒086までタイムを更新してピットへ戻った。

開始約40分、ロメ・グロジャン(ロータス)が1分18秒820を記録してトップに立ったが、すぐにミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)がグロジャンのトップタイムを更新。しかし、その後再びグロジャンがトップタイムを更新し、1分17秒188を記録してピットへ戻っている。

ヘアピンの手前、ミラボーへの進入でナレイン・カーティケヤン(HRT)が止まりきれなかったが、ガードレールに当たることなく走行を再開。今のところ、クラッシュしたドライバーはない。小林可夢偉(ザウバー)は1分18秒627を記録して8番手につけている。

開始約55分、1分17秒126を記録したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップに。また、この段階でもキミ・ライコネン(ロータス)がタイムを計測せず。ライコネンはインストレーションチェックを走ったのみで、その後一度もコースインしていない。

開始約65分、グロジャンが1分16秒751を記録してトップタイムを更新したが、その直後にルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分16秒747をマークし、ハミルトンが首位に立った。また、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)もタイムを更新し、1分16秒台に入れてきた。この段階では、この3人のみが1分16秒台を記録している。その後、グロジャンが1分16秒630を記録してトップになった。

開始約75分、アロンソが1分16秒495を記録してトップに。そして開始約80分、ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)のエンジンにトラブルが発生し、白煙を吐きながらトンネルを抜けたところでクルマを止めた。これでセッションは赤旗中断になり、そのまま終了。アロンソがこのセッションのトップになった。なお、ライコネンは結局タイムを記録しなかった。

可夢偉は1分17秒038を記録して7番手、チームメートのセルジオ・ペレスは1分16秒711で3番手になった。

【結果】F1第6戦モナコGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第6戦モナコGPフリー走行1回目の結果

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