フェラーリのフェルナンド・アロンソは、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われたスペインGPフリー走行1回目で、20周を周回してベストタイムは1分24秒430でトップ。フリー走行2回目では、33周を周回してベストタイムは1分24秒600で14番手になった。
フェルナンド・アロンソ
「母国のファンの前でまたレースができるのはいいものだよ。水曜(9日)の夜、ここに着いた瞬間から、もうファンの温かさを感じることができた。今ではみんなフェラーリのファンでもあるからね」
「予定していたことはたくさんあった。試してみる新パーツが多くて、それを入念に評価することが大事だったんだ。第一印象はいいよ。期待通りにいったものもあるし、それほどではなかったものもあるけれど、大まかに言えば、先週ムジェロでも出ていた傾向を確認できた。つまり、風洞実験で出たデータがコース上でも確かめられたということだよ」
「今日のコンディションは当然、冬のテストの時とはまったく違った。ずっと暑かったし、そのせいで路面のコンディションも違っていた。路面温度は45℃近かったんだ。コースのコンディションに合わせてクルマをセットアップしようとしたけれど、まだ完全に満足できるものじゃない。まだやることがある」
「ふたを開けてみたら、普段とはちょっと違う金曜日だったよね。タイムの順位も、今年最初の4戦で見たより、もっとバラバラで。タイヤ? 驚くことは何もない。冬のテストやシーズン序盤でこれだけたくさん走り込んできているんだから、もう十分分かっているよ。ソフト側のほうが速くて、ハード側の方が安定しているみたいだね。目新しいことはないよ」