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F1第5戦スペインGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年05月11日(金)23:19 pm

2012年F1第5戦スペインGPが5月11日(金)、カタルーニャ・サーキット(1周/4.655km)で開幕。現地時間14時(日本時間21時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温29℃、路面温度は43℃。このセッションでまずコースインしたのは、トロ・ロッソ勢。これに続いて、他チームも続々とコースイン。開始から約10分の段階で、HRT勢の2台とニコ・ヒュルケンベルグを除く全車が走行を開始しており、1分24秒859を記録したシューマッハがトップにつけている。

開始約15分、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分24秒739を記録してトップへ。しかし、開始約20分でジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)がソフト側のタイヤで1分24秒733を記録。ベルニュは自身のタイムを約1.7秒更新して首位に浮上した。

開始約25分、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)もソフト側のタイヤでコースイン。ベッテルは自身のタイムを約1.5秒更新する1分23秒563を記録してトップに立った。このころになると多くのドライバーがソフト側のタイヤで走っており、小林可夢偉(ザウバー)も自身のタイムを約1秒更新して2番手に。

開始約35分、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップタイムを更新。タイムは1分23秒399で、タイヤはソフト側を装着していた。その後は各チームとも、一度に多くの周回を走るロングランを中心に走行した。

開始約55分、マーク・ウェバー(レッドブル)が4コーナーでコースオフしたものの、無事にコースへ復帰して走行を再開。また、まだ走行を開始していなかったナレイン・カーティケヤン(HRT)がコースインしたものの、3コーナーでクルマが止まってしまった。

セッション終盤になっても多くのクルマがロングランを行っており、上位勢で順位の変動はなかった。また、チームによっては2人のドライバーでソフト側とハード側のタイヤを分けて走行しており、決勝に向けてタイヤの性能低下を確認していると思われる。

結局、誰もバトンのタイムを上回ることができず、バトンがトップのままセッション終了。可夢偉は1分24秒214を記録して9番手。チームメートのセルジオ・ペレスは、1分24秒422で12番手になった。

【結果】F1第5戦スペインGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第5戦スペインGPフリー走行2回目の結果

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