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ルーベンス・バリチェロ、オーバルはF1と「全然違う」

2012年05月09日(水)21:48 pm

今季からアメリカの最高峰カテゴリーであるインディーカーに転向した元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが、オーバル(だ円形のコース)での初走行に臨んだ。

バリチェロは、フェラーリにも6年間在籍、昨年限りでウィリアムズのF1シートを喪失して、今年はKVレーシングからインディーカーに参戦している。F1で19年間におよぶキャリアを持つ大ベテランのバリチェロだが、超高速のオーバルコースはまったく別物だったようだ。『AP通信』によると、7日(月)にテキサス・モーター・スピードウェイでのテストでオーバル初走行を体験したバリチェロは、次のように語った。

「めちゃくちゃ速いよ。それに、いままでトライしたことのどれとも、とにかく全然違う」

「F1でもいろんなコーナーを経験した。『ほとんど全開で、大きなコーナーで、すごい挑戦だよ』なんて言ったりするようなコーナーもね。でも、こんなに近くに壁はなかったよ」とバリチェロは興奮気味に語っている。

バリチェロのチームメートで親しい友人でもあるトニー・カナーンは、レーシングカーに乗り込む前にバリチェロが「緊張」するのは珍しいことで、「面白かった」と打ち明けている。

「彼があんなに興奮しているのを見て、こっちもわくわくしたよ。クルマから降りてきたときすごくうれしそうだったし、すごかったと言っていた」とカナーンは語った。

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