マクラーレンのジェンソン・バトンが、カタルーニャ・サーキットで行われるスペインGP(13日決勝)に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「バルセロナはちょっとおかしなサーキットだよ。何度もテストをする場所だから、全ドライバーがコースを知り尽くしている。それなのに、完ぺきに走るにはものすごくやっかいなコースでもあるんだ。どのチームもこのコースにうまく合わせている。だから、たとえクルマを最適にセットアップしても、それが必ずしも結果につながるとは限らない。すごく小さな差で順位が決まることもあるからね」
「バルセロナで勝とうと思ったら、あらゆることをチェックして完ぺきにする必要がある。このサーキットほどバランスが重要になるところはほかにないくらいだ。ここでクルマがアンダーステア(ハンドルを切っても曲がりにくい状態)だと、すごく苦労することになる。特に目立つコーナーはないけれど、7コーナーから8コーナーにかけての高速の登りと9コーナーの右高速コーナーは素晴らしい流れで、うまく決めるとすごく気持ちがいいんだよ。特に予選で決まるとね」