スロバキアのスロバキアリンクで29日(日)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)の第4戦が行われ、ガブリエル・タルキーニ(セアト・レオン)が第1レース、ロバート・ハフ(シボレー・クルーズ1.6T)が第2レースで優勝した。
第1レースでは、ポールポジションからスタートしたノルベルト・ミケリス(BMW 320TC)が序盤をリードしたものの、タルキーニが3周目にミケリスを抜いて首位に浮上。そのままタルキーニが優勝し、開幕から続いたシボレー勢の連勝を止めた。2位には同じくセアト・レオンのアレクセイ・デュデュカロが入り、3位はアラン・メニュ(シボレー・クルーズ1.6T)だった。
続く第2レースでは、ステファノ・ダステ(BMW 320TC)がポールからスタートしたものの、ハフがすぐにリードを奪った。ハフがそのまま優勝。2位はイバン・ミュラー(シボレー・クルーズ1.6T)、3位はタルキーニだった。
この結果、ミュラーがドライバー部門のランキング首位を守ったが、ランキング2位にハフが浮上した。シボレーもマニュファクチャラー部門でトップの座を守り、セアトがランキング2位に浮上している。