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F1ムジェロテスト2日目、小林可夢偉とロメ・グロジャンがトップタイム

2012年05月03日(木)2:28 am

イタリアのムジェロ・サーキットで2日(水)、F1テストの2日目が行われ、ロメ・グロジャン(ロータス)と小林可夢偉(ザウバー)が1000分の1秒まで同じトップタイムを記録した。

テスト初日は激しい雨に見舞われたものの、この日のムジェロはドライコンディションに恵まれ、各チームともテストプログラムの遅れを取り戻すことを目指した。まずはグロジャンが午前中に1分21秒603のベストタイムを記録。しかし、セッション終盤に可夢偉も1000分の1秒まで同じタイムを記録している。

ザウバーは今回のテストで空力パーツや排気系統を大幅に改良しており、ムジェロテストで最も大きな躍進を遂げたチームだと報じられていた。グロジャンと可夢偉は同タイムを記録したが、グロジャンの方が先にタイムを記録していたため、リザルト上はグロジャンがトップ、可夢偉が2番手となった。

3番手と4番手につけたのはレッドブルのセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバー。ウェバーが午前中、ベッテルが午後に走行を担当し、両者ともほぼ同タイムを記録した。

5番手にはフェリペ・マッサ(フェラーリ)がつけ、6番手と7番手は、こちらも両レースドライバーが走行したトロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュとダニエル・リチャルド。8番手に入ったミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)は、この日の参加ドライバーで最多となる144周を周回した。

マルシャも両レースドライバーを走らせ、シャルル・ピックが9番手、ティモ・グロックが12番手。ケーターハムのビタリー・ペトロフが10番手につけている。今回のテストで大幅な改良を行っていないとされるマクラーレンは、控えドライバーのゲイリー・パフェットを走らせて11番手。フォース・インディアのポール・ディ・レスタが13番手、ウィリアムズのブルーノ・セナが最下位となる14番手になった。

F1ムジェロテスト2日目の結果

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