メルセデスAMGのミハエル・シューマッハは、上海インターナショナル・サーキットで行われた中国GP決勝を2番手からスタートしたものの、タイヤ交換の際に右リアタイヤがきちんと締まっておらず、ピットアウト直後にリタイアした。
ミハエル・シューマッハ
「まず何より、チーム全員とメルセデス・ベンツにおめでとうを言おう。もちろん、ニコ(ロズベルグ/チームメート)にもね。スタートからゴールまで完全勝利を収めた。昨日から今日にかけて、彼の仕事ぶりは素晴らしかったよ。ほんとうに良かったね」
「さて、僕のレースに関して言えば、最初のピットストップ後に右前輪が緩んだのがすべて。あれ以上マシンにダメージを与えてはいけないと思って、コース外にマシンを止めたんだ。異変はピットアウトの直後に感じたよ。特に第3コーナーで、マシン右側に荷重をかけたときにね。それまではタイヤの様子を見ながら後続のマシンを抑えるレース運びを展開していた」
「良いレースになるチャンスをフイにしたけど、クルーが気の毒でならないよ。いつもハードワークをものともせず、ベストを尽くしてくれるだけにね。まあ、レースではこんなこともある」