BMWは10日(火)、新型「M6クーペ」と新型「M6カブリオレ」の受注を開始。価格はM6クーペが1,695万円。M6カブリオレは1,760万円となっている。
搭載されるのは、高回転型4.4リッターV8エンジン。これにMツインパワー・ターボが組み合わされ、最高出力は先代モデルに比べて10%向上の412kw(560ps)/6,000rpm、最大トルクは30%向上の680Nm(69.3kgm)/1,500-5,750rpm。トランスミッションはMダブル・クラッチ・トランスミッションの7速AT。0-100km/h加速は、M6クーペで4.2秒を実現している。
その一方で、エンジン・オート・スタート/ストップ機能やブレーキ・エネルギー回生システムなどの最新技術を採用し、燃費は30%向上を達成した。
エクステリアでは、エンジンやブレーキに大量の冷却用空気を供給する大型エアインテークを装備したフロントエプロン、幅広いトレッドに対応した専用設計のフロントフェンダーなどを採用。リアにはMデュアル・ツイン・エキゾースト・テールパイプやディフューザーなどを装備。M6クーペには、カーボン製ルーフを採用し、軽量化と同時に低重心化を図り、運動性能をさらに高めた。
インテリアは、ホワイト・イルミネーション、レッド・メーター・ニードル、M専用ディスプレイを備えたMインスツルメント・クラスター、カーボン・ファイバー・インテリア・トリムなどを採用し、ハイパフォーマンスカーらしいスポーティーなコックピットを演出。また、エンジン回転数やシフト・タイミングなどをフロントガラスに表示するフル・カラーのBMWヘッドアップ・ディスプレイも装備。滑らかな手触りで通気性にも優れるメリノ・レザー・インテリアなどによって高級感あふれる室内空間を演出した。
なお、M6カブリオレは7月から、M6クーペは10月からの納車を予定している。