スバルが、軽商用車「サンバー」のフルモデルチェンジを行い、2日(月)から発売。ボディーはトラック、パネルバン、ダンプ、バンの4種類が用意され、価格は61万9,400円から140万250円。新型サンバーは、ダイハツからのOEM供給を受けることとなった。
トラックは、軽キャブトラッククラスではトップレベルの鳥居荷台長と張り出しが少ない荷台スペースにより、空間効率と使い勝手を徹底的に追求。荷台フロア長を従来型よりも80㎜拡大した。このほか、ロープフックも使い勝手を向上。従来型比で-0.2mとなる最小回転半径3.7mを実現しており、AWD車には状況に合わせて2WDと4WDを切り替えられるセレクティブAWDを採用。TCの5MT AWD車と三方開ダンプはHi-Loモード切替機構付になり、リアデフロックも採用された。
バンでも、軽キャブトラッククラスではトップレベルの荷室スペースに加え、荷室フロア地上高を低くするなど、空間効率と使い勝手を徹底的に追求。3リンク・サスペンションの採用とロングホイールベース化によって乗り心地の良さと直進安定性が向上している。AT車には4速ATが採用され、余裕の走りを生み出すターボモデルもラインアップ。全車にデュアルSRSエアバッグが標準装備され、ABSには電子制御動力配分システム(EBD)が採用された。