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F1 フランスGP復活への交渉は続く

2012年04月01日(日)1:48 am

フランスのフランソワ・フィヨン首相は30日(金)、フランスにF1を復活させるための交渉は最終段階に入っているが、契約を結ぶ前にまだする事があると語った。『AUTOSPORT.com』が報じている。

フィヨン首相はフランス南部のポール・リカール・サーキットを訪れ、2008年以来となるフランスGPをポール・リカール・サーキットで復活させる試みは進んでいるが、金銭的な条件と隔年開催をするもう1つのサーキットについてさらなる交渉が必要だと発表した。フランスGPは2008年にマニ-クール・サーキットで行われたのが最後で、復活に向けたの交渉が行われていると長らく報道されていた。

「フランスGPを毎年開催する事はできない、今は別の国と1年おきに開催する方法を模索している」とフィヨン首相は地元メディアに語った。

フィヨン首相はさらに、F1の最高権威であるバーニー・エクレストンとはすでに暫定的な条件の合意に達していると語ったが、エクレストンが要求している開催費とサーキット側が提案している金額には、いまだ200万ユーロ(2億2,000万円)の開きがあるとされている。

フランスとベルギーでF1が隔年開催されるとみられるが、「主催者は開催国を指定しないままF1開催を承認した状態だ」とフィヨン首相は続け、次のように加えた。

「提案は非常に妥当なものだが、まだ決まったわけではない」

実際にこの交渉が合意に至るまでフランスGPがいつ開催されるのかは不明だとフィヨン首相は語っており、開催が2014年にずれ込む可能性もあるとみられる。

さらにフィヨン首相は、どんな形でフランスGPが行われても、政府が金銭的な援助をする事は全くないと明確に否定した。

「政府は交渉の後押しはする、しなければならない、しかしそれ以上の援助はしない」とフィヨン首相は付け加えている。

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