レッドブルのマーク・ウェバーは、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されたオーストラリアGP決勝を5番手からスタートして4位になった。
マーク・ウェバー
「今日はいいことがいくつかあった。難しい予選だったが、レースペースは良くなっていたから、スタート順位がイマイチだったということに尽きるね。スタートを失敗してしまったので、あのとき何があったかは確認しなければならないのだけれど、第1コーナーで左右からほかのクルマに挟まれてしまったんだ。あの時点でレースを終えるのは真っ平だった。なんとかそのまま走れたから、そこからの巻き返しを図ったよ」
「1回目のピットストップまではソフト側タイヤを履いたけど、クルマの挙動がつかみにくくて、第1コーナーでクルマにダメージを負ったのかなと思ったのだけれど、ハード側タイヤに履き替えたらクルマが息を吹き返した」
「セーフティカーが入ってくれたのはちょっと運が良かったね。僕は最終的にはハミルトンよりも速いペースで走っていたけど、このサーキットは追い抜きが難しいんだ。もしここがマレーシアだったら、話は違っただろうね。今日は僕たちの強さを見せられたし、レッドブル・レーシングにとっても、いい気分でベッドに入れる結果だったと思う。少し心残りはあるけれど、力強いスタートを切れた、いい開幕戦だったと思うよ」