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ルイス・ハミルトン「楽観的でいられる要因はいくつもある」

2012年03月12日(月)18:41 pm

マクラーレンのルイス・ハミルトンが、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで開催されるオーストラリアGP(18日決勝)に向けた意気込みを語った。

Q:メルボルンはあなたにとってどのような場所ですか?

ハミルトン:メルボルンはスポーツが溶け込んでいる街で、観衆はその中で生活をしている。シーズンの開幕戦にはうってつけの場所だよ。僕にとってメルボルンは、太陽の光があふれ、みんな笑顔で、ちょっと狭いけどフレンドリーで素晴らしいパドックがあって、前向きな雰囲気の最高な街だね。それにサーキットも本当にレース用に造られている。

ハミルトン:クルマのリアが安定しない中でも、完全にクルマをコントロールできている感触が得られるサーキットだ。そして、コースにはいい流れがあるね。僕が特に気に入っているのは、ピットの裏側にある高速セクション。そこをうまく攻められたときは最高だよ。攻めれば攻めるほど、速く駆け抜けることができる。本当に僕好みの場所だね!

Q:たった3回のテストを通じて、合計6回クルマに乗っただけですが、準備はできていますか?

ハミルトン:実のところ、今までよりもリラックスしているし、これから始まる新しいシーズンに向けても準備ができていると思う。新車に関しては何もかもが順調だった… 間違いなく去年よりはね! そして、信頼性は高く、反応がいいクルマみたいだ。僕がテストで最後にクルマに乗ったときは、オーストラリアGPで搭載する予定の空力パッケージだったんだけど、いい手応えだったよ。クルマはさらにいい方向に向かって1歩前進した。

ハミルトン:もちろん、まだそれを実際のレースで試したわけじゃないけど、楽観的でいられる要因はいくつもある。この1ヵ月間テストを繰り返していたけど、まだ1度も全速力で走ったことがないのは、ちょっと奇妙な感じがするね。でも、次の土曜日(17日/予選)に僕たちは限界点を見いだすことになるだろう。今の時期は前向きな雰囲気に包まれる時期だけど、僕たちには楽しみにしていることがたくさんあるんだ。きっと、満面の笑顔でオーストラリアの空港に降り立つと思うよ。

Q:このオーストラリアGPに向けての希望と目標は何ですか?

ハミルトン:現実的な目標として、ある程度のポイントを獲得して、今年のタイトル奪回への挑戦に向けて弾みがつくようなレースにしたい。こんなことを言うと、目標を低く設定しているように聞こえるかもしれないけど、決してそんなことはない。でもこの時期は、今シーズンがとても長いものになるってことを肝に銘じていた方がいいんだ。最初からすべてを望む必要なんてないんだよ。

ハミルトン:もちろん、メルボルンで勝ちたいけど、その後に19レースも残っているんだ。だからポイントを積み重ねていくことが重要なんだ。自信を胸にオーストラリアを後にすることができるのであれば、それは僕たちのクルマはタイトルを賭けて戦う力があるという意味だ。そうしたらうれしいだろうね。単純にそういうことだよ。

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