ロータスから今季F1に復帰することになった元王者のキミ・ライコネンだが、昨年のクリスマス前に手首を骨折していたことを明らかにした。
ライコネンは、昨年12月にオーストリアでスノーモービルのレースに参加した際、コーナーで転倒していた。このときメディアはライコネンが腕を痛めたようだと報じていたものの、当のライコネンは「僕がこれまでに起こしたクラッシュの中で最も小さく、遅いスピードでのものだった」と話していた。
しかし、先週イギリスの人気自動車番組『Top Gear(トップ・ギア)』に出演したライコネンは、実際のケガはもっと深刻だったことを告白した。
ライコネンは司会のジェレミー・クラークソンへ左手首にある大きな傷跡を見せながら、「少しばかりケガをしたけれど、いい先生に治してもらったんだ」と話した。
「大きな傷じゃないか!」と叫んだクラークソンが、「(腕を)骨折していたのかい?」とたずねたのに対し、ライコネンは「少しね」と笑っていた。