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ルイス・ハミルトンの復活を予想するマーク・ウェバー

2012年03月03日(土)22:58 pm

マーク・ウェバー(レッドブル)は、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が2012年シーズンに復活してくると考えているようだ。

2008年にマクラーレンで初タイトルを獲得し、2010年もシーズン終盤までチャンピオン争いに加わっていたハミルトンだが、昨年はサーキットの中でも外でもトラブル続きの1年になった。だが今年になってから、昨年に別れたガールフレンドと復縁したほか、元F1王者ミカ・ハッキネンのマネジャーを務めていたディディエ・コトンをマネジメントチームに加え、公私ともに安定してきたと言われている。

「スポーツマンであれスポーツウーマンであれ、キャリアの中で逆風に立ち向かうことは普通のことだ。特に彼のような人物は大変だろうね。彼はF1にやって来てすぐに大きな成功を収めた。さらに彼はF1史上初の黒人ドライバーで、興味の対象となっている。おまけに彼のガールフレンドも有名人ときた」

「彼が強いことを願おう。でも強すぎても困るけどね。ライバルのひとりとして、彼には彼自身の可能性に気が付いて欲しいけど、彼を打ち負かしたいというのも事実だ」というウェバーのコメントを『The Sun(サン)』紙が掲載している。

だが、最終戦のブラジルGPでようやく勝利を収めたものの、それが2011年の唯一の勝利となってしまったウェバーにとっても、昨年は理想的なシーズンではなかった。ウェバーが1勝に終わった一方、チームメートのセバスチャン・ベッテルは11勝を記録し、圧倒的な強さで2年連続F1王者の座についた。

しかし、この冬の間さらに数キロ体重を絞り込んだウェバーは、2012年に向けて準備万端であると語った。

F1最高権威バーニー・エクレストンもウェバーの成功を信じているようで、『The Australian(ジ・オーストラリアン)』紙へ次のようにウェバーへの期待を語った。

「もし誰もベッテルをおびやかすことができないとしても、マークがそれをやってのけると思う。この前そのことを彼に話したら、やる気をみなぎらせていたよ」

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