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F1フランスGPとベルギーGP、開催権料で合意できず

2012年03月03日(土)22:59 pm

フランスは2013年からのF1カレンダー復帰を目指している。しかし、その交渉はF1の最高権威者であるバーニー・エクレストンの優位に進んでいるようだ。

フランス政府は2013年にポール・リカール・サーキットでのフランスGPを復活させると同時に、スパ・フランコルシャンで行われているベルギーGPと1年交代での開催を実現させるために奔走している。

『RMC Sport(RMCスポール)』は、フランス政府がエクレストンに対し正式に契約を申し入れたと報じている。しかし『RMC Sport(RMCスポール)』によると、まだ契約の最も重要な条項、レース開催権料が決まっていないという。

この一連の交渉が始まるにあたり、ロータスのチーム代表であるエリック・ブーリエが29日(水)、エクレストンと会合して話し合っていたことが明らかになった。『RMC Sport(RMCスポール)』によるとブーリエは、「物事の進展のスピードを上げる」よう試みたとのことだ。

『RMC Sport(RMCスポール)』が報じるところでは、ベルギーGPの主催者がF1開催のために支払っている開催権料は2,250万ユーロ(約24億3,0000万円)。だが、フランスGP主催者もベルギーGP主催者も、この金額を2013年以降も支払い続けることに難色を示しているようだ。

「どちらの国も1レースの開催に掛かる最大限の費用を1500万ユーロ(約16億2千万円)としている」と『RMC Sport(RMCスポール)』は加えた。

ベルギーの担当大臣ジャン・クロード・マルクールは、この件に関するコメントを控えている。

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