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マクラーレン、2012年はタイトルを狙う

2012年02月29日(水)14:15 pm

マクラーレンが、今季のタイトル争いに向けて自信を見せている。

2012年シーズンのチャンピオン最有力候補といえば当然レッドブルだ。フェラーリは「複雑な」新車の理解に苦しんでおり、メルセデスAMGはまだ勝利する段階にないと認めている。

一方で、マクラーレン陣営はポジティブな雰囲気に包まれているようだ。

2011年シーズン開幕前と比べて、違いは明白だ。マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「われわれのクルマは先鋭的過ぎていて、クルマは競争力もなければ安定性も欠いていた」と『El Pais(エル・パイス)』紙に当時を振り返っている。

「振り返ってみれば、われわれがやったことは奇跡だね。なんと言っても、クルマの後部を完全に変えたのだから。それによって1秒、あるいは1.5秒を稼ぎ出したなんて、まったく信じられない」

2011年シーズンは精彩を欠いていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)も、昨年を振り返って「去年は1日に30周走るのも大変だった」とコメント。しかし、今年はハミルトンの表情も明るくなっており、こう続けた。

「今、僕たちは1日に120周走っている。最後にこれだけ周回を重ねられたのがいつだったか、正直に言ってもう思い出せないよ」

「今はほかのどんなチームとも、前よりも安心して、自信を持って争える。高速コーナーでのクルマの挙動には本当に驚いたんだよ」

「去年と比べて、特に基礎的な部分がずっとよくなっているんだ」

ハミルトンのチームメートであるジェンソン・バトンもまた、自信が垣間(かいま)見える発言をしており、3月18日(日)にオーストラリアのメルボルンで行われる開幕戦では悪くても表彰台を狙っていくと公言している。

「シーズン開幕時にその位置にいれば、間違いなくタイトル争いへのゴングが鳴るよ」

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