メルセデスAMGは、所属ドライバーであるミハエル・シューマッハとの契約を2013年まで延長する可能性がある。メルセデス・ベンツの親会社ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長が認めた。
2006年にいったんF1を引退後、2010年シーズンから復帰したシューマッハは3年契約を結んでいるため、現在の契約は2012年シーズン末で切れる予定だ。しかし、メルセデスAMGがシューマッハに2013年から2014年の2年契約を提示したとの報道もあった。
『Daily Star(デイリー・スター)』は、メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンが次のように語ったと伝えている。「現時点では、何の(新しい)契約もない。しかし、前向きに考えている」
一方で、「シューマッハは今もモーターレース界を象徴する存在だ」とツェッチェは語っており、『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』へこう加えた。
「シューマッハに速さとやる気があるなら、(契約を)継続する」
シューマッハ自身は話し合いのスケジュールは決まっていないと語るが、ツェッチェは「今シーズン中に話し合い、双方の要望をまとめることになる」と明かしている。
また、1980年のF1王者であるアラン・ジョーンズは先週末『GMM』に、もし自分がメルセデスAMGを運営していてシューマッハと契約を更新しないとしたら、単純に契約金の問題だろうと話していた。
「彼がシューマッハであるという事実、また彼がキャリアの中で成し遂げたことによって、シューマッハに1,000万払えば、彼は2,000万を生み出すだろうね」