NEXT...F1開催スケジュール

「セナの映画は見たくない」とアラン・プロスト

2012年02月27日(月)23:32 pm

F1で通算4度のチャンピオンに輝いた実績を持つアラン・プロストが、かつての宿敵であったアイルトン・セナを描き、高い評価を受けている映画『アイルトン・セナ ~音速の彼方へ』を見たいとは思わないと語った。

英国アカデミー賞において2部門で受賞を果たしたこの映画は、セナとプロストの間にあったサーキット内外でのライバル関係に焦点を当てており、その中でプロストは政治的な動きをする悪者として描かれている。

57歳となったプロストはこの映画について、ロシアのウェブサイト『F1News』に次のようにコメントしている。

「観ていないし、観たいとも思わないね。彼ら(映画製作者)がやったことについては全く認めることができない。私はかなりの時間を割いて、製作者たちに彼らが間違っていることを説明したよ」

今は亡きアイルトンの甥(おい)にあたるブルーノ・セナが今季はウィリアムズ-ルノーでF1を戦うことになるが、このウィリアムズとルノーエンジンという組み合わせは、1993年にプロストが4度目のF1タイトルを獲得したときと同じものだ。そのブルーノについて尋ねられたプロストは次のように答えている。

「ブルーノは素晴らしいやつだよ。心からそう思っている。彼のドライバーとしての能力については判断できないけれどね。だってまだそれについて話すには時期尚早だよ。でも、彼は良い人間だよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック