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セバスチャン・ベッテルの連覇ストップを希望するF1ボス

2012年02月25日(土)20:26 pm

F1の最高権威者バーニー・エクレストンが、2012年への展望を語り、今シーズンを盛り上げるためにもセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がこれ以上連覇することは望まないという胸のうちを明かした。

ベッテルは2年連続でチャンピオンとなり、昨シーズンはシーズン終了より1ヶ月以上も早く王者の座をつかんだ。

公私ともに仲の良さが知られている両者だが、ベッテルの昨シーズンの圧倒的な強さは「良いものではなかった」とエクレストンは述べている。

「唯一喜んでいたのは、セバスチャン本人のみだろう。彼を除いた全員が私の意見に賛成するだろうね」

「(ベッテルの圧勝を予想しながら)シーズン終了までテレビの視聴率が持ちこたえたことに驚いているよ」

さらに「他のドライバーたちに目を覚ましてもらいたい」と注文も忘れていない。

その他にも今シーズンを盛り上げる要素としてエクレストンは、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)の活躍を挙げているが、同時にハミルトンとマクラーレンが決別する可能性も否定はしなかった。

「もし今季、彼の成績がぱっとしないものになったら、彼もチームも新たな道を模索するだろう」

さらに7度のチャンピオン経験者ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が再び勝つこともエクレストンにとって好ましい展開と言える。しかしこれにはシューマッハがレッドブル級のマシンで走らない限りは実現しないともエクレストンは語った。

「(シューマッハがチームメートになっても)セバスチャンは気にしないと思うよ」

「別にマーク(ウェバー/ベッテルの現チームメート)に去って欲しいわけではない。ただ、シューマッハには最高のマシンに乗って欲しいと思うだけだ。そうすれば彼がもし負けた場合、マシンのせいではなく、彼自身の問題なのか分かるじゃないか」

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