フランスのスポーツ担当大臣が、フランスは依然としてフランスGPの復活に向けて前進していると主張した。
フランスのポール・リカール・サーキットとベルギーのスパ・フランコルシャンで1年おきにF1グランプリを交互開催するという契約が締結間近であると先日に報じられていた。
しかし、F1最高責任者のバーニー・エクレストンとの間でその件について重要な会議が行われてからすでに約1ヵ月が経過してしまった。だが、フランスのスポーツ担当大臣であるダビド・ドゥイエは、フランスGP計画が消えたわけではないとテレビ局『TF1』へ次のように語った。
「F1には新たに3人の新しいフランス人ドライバーが参戦する。それゆえわれわれはフランスGPを開催しなくてはならない。それが私の仕事だ。フランスはグランプリ発祥の国だ。私はバーニー・エクレストンと会ったが、彼はグランプリをベルギーとフランスで交互に開催することを強く望んでいる」
「彼は開催に向けた資金繰りのために、地方自治政府の人々を集め、動機づけを行ったよ。まだベルギーの友人たちからはその詳細について聞いていないがね。ほかにも、近隣の1つか2つの都市とのあいだで詳細をつめなくてはならないこともある。あと一歩のところまできているよ」