ジュール・ビアンキ(フォース・インディアのリザーブドライバー)の個人スポンサーが、フォース・インディアと2012年の契約を交わした。
フェラーリの育成プログラムからの強力な後方支援も得ているビアンキは、2012年からフォース・インディアにリザーブドライバーとして加入し、金曜午前中のフリー走行にも出走する予定だ。
ビアンキの名前を出すことはなかったものの、フォース・インディアは今週、ブラジルの自動車部品メーカーの『Aethra(アイスラ)』社と新たにスポンサー契約を交わしたことを発表した。
2011年シーズンのビアンキはGP2(F1への登竜門とも言われているレースカテゴリー)で活躍し、総合成績ではチャンピオンのロメ・グロジャン(ロータス)、2位ルカ・フィリッピに続く3位の成績を収めた。そのビアンキを昨シーズン中、メインスポンサーとして支援していたのがアイスラ社だ。
「ビアンキは昨シーズンのGP2において、特にスタートでつまずいてしまい、われわれが期待していたような結果を出せなかった。そのため、タイトルを獲得することができなかった。同様に彼のために条件のいいF1チームでのシートを見つけることもできなかった」とビアンキのマネジャーのニコラ・トッドはイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌に語った。