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マクラーレン、ハミルトンに対するスーティルの質問はシャットアウト

2012年02月14日(火)14:22 pm

マクラーレンは、所属ドライバーであるルイス・ハミルトンに対するエイドリアン・スーティル関連の質問をいまだにシャットアウトしている。

スーティルは昨年、中国GPの際にハミルトンの優勝記念パーティーでロータスのチームオーナーであるエリック・ルクスとトラブルになり、割れたシャンパングラスでルクスを負傷させた。その裁判が先日に行われ、ハミルトンも証人として出廷を求められており、スーティルにとっては重要な証人になるとみられていた。

しかし、マクラーレンの新車MP4-27発表会の直前であるとしてハミルトンは出廷を断り、スーティルは有罪判決を受けた。ハミルトンが出廷しなかったことに対し、スーティルは「憶病者」とハミルトンを非難。下位カテゴリー参戦時から親しかったハミルトンとは、もう友人ではないと語っていた。

マクラーレンの新車発表では、メディアからハミルトンに対してスーティルに関する質問がでたものの、広報担当者がハミルトンには答えさせず、「今回の有罪判決は上訴されるものと思われるため、ルイスはコメントするべきではないとアドバイスを受けています」と語った。ハミルトン本人も「彼の言うことを聞くよ」とほほ笑んだのみだった。

そして、予想通りにスーティルは上訴を決意。再びハミルトンが出廷を求められる可能性も浮上している。また、スーティルの父親がハミルトンは「哀れな男だ」と語るなど、スーティル側のハミルトン批判は強まっている。

先週にスペインのヘレスでF1テストが行われた際、再びメディアがハミルトンにスーティル関連の質問をしたものの、またもマクラーレンの広報に阻まれたようだ。『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、マクラーレンの広報担当者は「その質問には答えません」と質問をはねつけたという。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は口を閉ざすハミルトンについて「この件に関して自ら口を開く勇気を持つべきだ」と書いている。

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