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マーク・ウェバー「ダニエル・リチャルドとの関係は良好」

2012年02月14日(火)14:23 pm

ともにオーストラリア出身であるマーク・ウェバー(レッドブル)と、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)の関係が悪化したとのうわさをウェバー本人が否定した。

レッドブルの育成ドライバーであるリチャルドは、昨年HRTから念願のF1デビューを果たし、今年はレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソのレースドライバーとなった。そのリチャルドは『Melbourne Age(メルボルン・エイジ)』紙に、F1へのステップアップをサポートしてくれたウェバーとは一定の距離を保つようにしていると明かした。

レッドブルのドライバー育成責任者であるヘルムート・マルコは、リチャルドと同じく今年からトロ・ロッソに加入したルーキーのジャン・エリック・ベルニュをウェバーの後任候補に考えているとみられる。

リチャルドはウェバーを、今ではレッドブルのシートをかけて争う競争相手と位置付けているようだ。

「僕が思うに、彼はまだ現役のドライバーだし、いろいろと心配していることもあるんじゃないかな。なるべく彼の邪魔になるようなことはしたくない。それに、僕たちは今となっては同じ土俵の上だ。もしかしたら、彼は僕にたくさんのことを教えたくないかもしれない。でも、それはそれで理解できるよ」とリチャルドは語った。

一方ウェバーは、リチャルドと緊張関係ではないとして、「全然そんなことはない。サーキットの内外で、永遠に続くことなんかないと十分に学んでいるよ」と話した。

さらにウェバーは、「4年前に僕はキミ(ライコネン/ロータス)と交代させられる予定だったんだよ」と以前世間をにぎわせたうわさを引き合いに出して笑い飛ばしている。

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